施工1 施工計画・工程管理
構造設計
折版の構造計算・設計までしてる?~屋根ふき材の検討と重要性について~
この記事では折版の構造計算・設計方法と重要性について紹介したいと思います。 重要性 まず、折版は屋根ふき材のため構造耐力上主要な部材ではありません。 それでも構造計算をしておくことが大切です。 それはなぜか? ずばり、過去に被害がたくさん出...
合成梁とは?~合成梁のメリット・設計方法を明快に解説!実務で使うよ!~
合成梁とは何でしょうか?構造設計をしていると必ず耳にする言葉でしょう。学生時代は聞いたことがありませんでした。(講義を聞いてなかっただけかも知れませんが💦) 必ずと言って設計で使用するので覚えておきましょう! 間違いやすい箇所・気を付けるべ...
構造設計とは
構造設計とは、建物の安全性を確保することを目的とした設計です。 意匠設計・設備設計などの他分野の設計者と連携を取りながら、構造要素の位置・大きさを計画していきます。 実際の仕事では利益を出すことが大切であるため、コストを常に意識する必要があ...
RC柱の構造種別
本日はRC柱の構造種別をFAランクにするための検討を行いました。 RC柱の構造種別の検討を行う背景としましては、柱断面を絞る際に必要となりました。 RC柱の構造種別の規定にはpt0.8以下でFAランクとあります。 鉄筋量を変えずに柱断面を小...
あと施工アンカーのせん断耐力
本記事ではあと施工アンカーのせん断耐力について説明します。 あと施工アンカーとは あと施工アンカーは、鉄筋コンクリート造の既存躯体にあらかじめ孔を空け、そこに接合するアンカー筋およびアンカー筋を埋め込む工法です。 あと施工アンカーとは名前の...
エレベーターの設計
本記事ではエレベーターの支持鉄骨についての設計方法を説明します。 設計用荷重 エレベーターの支持鉄骨は柱・梁・中間ビーム・吊りビームなどがあります。 中間ビームにはエレベーターのレールが取り付けられています。 このレールに作用する荷重、レー...
設備基礎の設計
本記事ではメインの架構ではなく、外構である設備基礎の設計について説明します。 設備基礎は構造力学の基礎を用いて設計します。 メインの架構ではないため、効率的に断面算定を行います。 上記に例を示しています。 凹のような形の基礎では、この上に設...
大梁の構造計画
本記事では私が大梁の断面を設計する上で苦労した点について説明したいと思います。 大梁の断面を決める際には応力・たわみのほかに架構全体の大梁の構造計画を行う必要があります。 一つ一つの大梁をそれぞれ別に断面を決めてしまうと接合部や小梁の配置計...
スラブの荷重伝達方法ちゃんと理解してる?~三辺固定一辺自由の場合の設計~
本記事ではスラブの設計(三辺固定一辺自由)の設計方法について書いていきます。 四辺固定の場合はスラブの設計(RC在来スラブの算定)の記事に書いておりますのでそちらをご確認してください。 本記事で説明する三辺固定一辺自由となる場合ついて例を示...
鉄骨階段の設計
本記事では鉄骨階段の設計について説明します。 階段はささら桁という部材を使用します。 ささら桁は主に平鋼(PL)を主に使用します。 設計用応力 ささら桁に作用する荷重は小梁の場合と同じで分布荷重が作用します。 小梁と異なる点は部材が斜めに配...