ETABSの基本操作について<海外設計に対応するために!> 

はじめに

本記事では、海外設計基準に対応した構造設計をするために使用するETABSというソフトについて紹介します。下記に、ETABSのリンクを示します。

ETABS

基本操作について

下記事項について順に操作方法についてまとめています。

1.初期設定

2.画面の切り替え、方向など

3.部材断面の変更・追加

4.応力の確認、変形の確認

ETABSのマニュアルは下記ネット上にあります。英語ではありますが………

ここでは感覚的にわかるように内容をまとめたいと思います。

1.初期設定

初期設定として、設計コードの設定・層数・通芯設定があります。

2.画面の切り替え、方向など

まず最初に画面の構成や切り替え方法や見たい方向を確認する方法についてまとめます。

  1. ビューポートの回転:
    • ETABSのビューポート内で、マウスをドラッグしてビューを回転させることができます。これにより、モデルを自由に見ることができます。3Dビューを使用してモデルを見るときにこの方法が最も便利です。
  2. ビューの変更:
    • ETABSには、異なるビューを選択するためのオプションがあります。上部のメニューバーにある「ビュー」メニューから、伏図、3Dビュー、および軸組図のビューを選択できます。これにより、モデルを異なる視点から見ることができます。
  3. カメラ設定の変更:
    • ETABSには、カメラの位置や方向を直接設定する機能もあります。通常、モデルを見たい方向にカメラを移動させ、ビューを調整します。これにより、特定の角度や視点からモデルを見ることができます。

これらの方法を組み合わせて、ETABSでモデルを好みの方向から見ることができます。

3.部材断面の変更・追加

続いて、部材断面の変更・追加方法についてまとめます。

具体的な方法について手順をまとめました。

1.材料の定義:

材料の定義を行います。

2.新しい断面の定義:

新しい断面を追加する場合は、プロパティウィンドウで「Add」または「追加」ボタンをクリックし、新しい断面を選択します。これにより、モデルに新しい断面が追加されます。

3.部材の選択:

編集モードに切り替えたら、変更または追加したい部材を選択します。これには、部材のクリックやドラッグで複数の部材を選択することができます。

プロパティの表示:

選択した部材のプロパティを表示します。通常、右クリックメニューから「Properties」または「プロパティ」を選択することで、部材のプロパティウィンドウが表示されます。

断面の変更:

プロパティウィンドウで、選択した部材の断面を変更します。これには、断面形状や寸法の変更が含まれます。ETABSには、様々な形状や断面形状が用意されており、必要に応じて選択することができます。

変更の適用:

断面の変更や追加を完了したら、適用または保存します。ETABSでは、通常、変更を適用するために「OK」または「適用」ボタンをクリックします。これにより、選択した部材の断面が更新されます。

メモ
Tendon(テンドン):
テンドンは、一般的にコンクリート構造物内に設置される高強度のプレストレスまたはポストテンションされた鋼製のケーブルまたは棒状の部材です。
テンドンは、コンクリートにプレストレスを加えることで、コンクリート構造物の耐久性や耐荷重性を向上させるために使用されます。
プレストレステンドンは、コンクリートが硬化する前に設置され、コンクリートが硬化すると強く緊張されます。一方、ポストテンションテンドンは、コンクリートが硬化した後に緊張されます。

Pier(ピア):
ピアは、橋や高架構造物などで、水中や地上の土地を支えるための垂直な支柱や柱のことを指します。
ピアは、通常、橋の上部構造物や車両の荷重を支えるために使用されます。また、水中においては橋の橋台の一部として機能することもあります。
ピアは、さまざまな形状や材料で設計されることがあります。一般的なピアの形状には円柱状や四角柱状などがあります。

耐震壁の形状設定

4.応力の確認、変形の確認

続いて、応力・変形の確認方法です。

指定した部材の応力・変形値を確認して、断面算定を行っていきます。

自重の確認

  1. 材料プロパティの定義:
    • 建物の構造要素に使用される材料(コンクリート、鋼など)のプロパティを定義します。これには、密度や重量などの情報が含まれます。
  2. 部材の自重を考慮に入れる:
    • ETABSでは、通常、部材の自重は自動的に計算されます。ただし、自重を考慮に入れるためのオプションを確認する必要があります。これは、通常、部材のプロパティまたは荷重設定で行います。モデル内の部材に自重を適用するために、ETABSで自重オプションを有効にする必要があります。

まとめ

本記事では、ETABSを使用する際の基本的な操作についてまとめました。基本的にはすでにあるモデルを修正する方法をまとめています。

別の記事で、ETABSで0からモデル作成をする方法・手順をまとめてたいと思いますので、よろしくお願いします。

それではまたの記事で!

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