構造力学

本カテゴリーでは構造設計をするうえで必要となる構造力学ついて書いていきます。

建築を専攻している・していた大学生なら構造力学はすでに学習していると思います。大学の時に習ったことが基本となります。実際の業務ではこれらの知識をもとに考え、設計を行っていきます。

本記事では構造力学について、例題を用いて解説していきたいと思います。また、実際の業務でよく使われるポイント等も絞って解説をしていきます。

下記には最新のページを示します。

構造力学

官庁施設の構造設計についてー要求性能の条件を整理しよう!!‐

本記事では官庁施設の構造設計について説明します。 下記ページを参考に整理しています。 001157883.pdf (mlit.go.jp) 1.官庁施設とは 官庁施設は下記の通り分類されます。  施設     分類 病院(災害時拠点)Ⅰ類 ...
構造力学

まず最初に買うべき参考書3選!+実際に役立ったポイント紹介!

最初に買うべき参考書3選! 構造設計者になって、私が最初に買った参考書は上野嘉久が出している実務から見た構造設計シリーズです。特に下記の3冊は最初に買って構造設計の手法を理解しておけばよいと実感しました。 実務から見た鉄骨構造設計実務から見...
構造力学

細長比とは?

本記事では細長比について説明していきたいと思います。 細長比とは? 細長比とは文字通りその部材が細くて長いか、太くて短いか示す数値のことです。 値が大きいと細くて長い部材となります。 細長比とは下記の式で算定されます。 λ=Lb/i λ:細...
構造力学の基礎

片持ち梁の計算

片持ち梁とは片方の端部が固定で、もう片方は支持されていないもののことです。 公式 下記に片持ち梁に分布荷重がかかった際の公式を示します。 次に集中荷重が梁の先にかかった際の公式を示します。 力学の計算において片持ち梁のM(モーメント)、Q(...
構造力学の基礎

固定端の計算

固定端とは何か知っていますか? 固定端とは端部が固定となっているものです。端部が固定ということは端部にモーメントが作用するということです。 実際の部材で端部が完全な固定となる部材はありませんが、構造力学の基本として必要な知識、考え方となりま...
構造力学の基礎

単純梁の計算

単純梁とは何か知ってますか? 単純梁とは端部がピンであるものをいいます。端部がピンということは端部にモーメントが生じないということです。 公式 基本的に覚えておくとよいものを下記に示します。 上の公式が単純梁の中央に集中荷重が作用した場合の...