環境・設備_R03 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2024.11.03 Welcome to your 環境・設備_R03 1. 環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 "露点温度は、絶対湿度を一定に保ちながら空気を冷却した場合に、相対湿度が 100 %となる温度である。" グレアは、視野の中に輝度の高い光源が入ってきたときに起こり、周囲の輝度からの影響を受けない。 ビル風は、建築物の見付面積が大きく、風をより多くせき止めるほど、一般に、剥離する領域が大きくなる。 カクテルパーティ効果は、周囲が騒がしい環境であっても聴きたい音を選択的に聴き取ることができる、聴覚上の性質である。 None 1 out of 20 2. 室内の温熱環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 予測平均温冷感申告(PMV)の値が 0 に近づくに従って、予測不満足者率(PPD)は高くなる。 平均放射温度(MRT)は、グローブ温度、空気温度及び気流速度から求められる。 冷たい壁面による不快感を生じさせないためには、放射の不均一性(放射温度の差)を 10℃未満にすることが望ましい。 着席安静時における日本人の平均的な体格の成人男性の代謝量は、約 100 W/人である。 None 2 out of 20 3. 換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 静止型の全熱交換器を採用する場合、全熱交換素子の通気抵抗が大きいので、一般に、給気側と排気側の両方に送風機が必要となる。 汚染空気が周囲から流入してはならない手術室やクリーンルーム等においては、第二種機械換気方式又は室内の気圧を周囲より高くした第一種機械換気方式とする。 住宅の全般換気をトイレ、浴室、台所等の水まわり部分からのファンによる排気によって行う場合、居室に設ける自然給気口は、温熱環境に影響を及ぼさないように、床面から 0.5 m以下に設置することが望ましい。 建築物が風圧力のみによって換気される場合、その換気量は、外部風向と開口条件が同じであれば、概ね外部風速に比例する。 None 3 out of 20 4. 建築物の伝熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 冬期において、二重サッシの間の結露を防止するためには、屋外側よりも室内側のサッシの気密性能を高くするとよい。 室内の壁表面における自然対流熱伝達率は、壁表面と室内空気との温度差が大きくなるほど高くなる。 繊維系断熱材は、含水率が増加すると水の熱伝導抵抗が加わるので、断熱性能が向上する。 複層ガラスにおいて、Low-Eガラスを屋外側に用いると、室内側に用いる場合に比べて遮熱性が高まる。 None 4 out of 20 5. 建築物における防火・防災に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 火災時に空気と分離した煙が平面方向に広がる速さは、避難における歩行速度にほぼ等しい。 劇場の防災計画において、階段を下りる速度は、一般に、0.6 m/秒で想定する。 超高層建築物や医療福祉施設では、災害時に一気に外部まで避難することが困難な場合が想定されるので、避難経路の途中又は途中階に一時的に滞留できる空間を確保することが望ましい。 居室内避難における歩行距離は、一般に、家具の配置にかかわらず、出口に最も遠い地点から出口までの直線距離とする。 None 5 out of 20 6. 日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 夏至の日に終日日影となる部分を、永久日影という。 建築物の形状と日影の関係において、 4 時間以上日影となる領域の面積は、一般に、建築物の東西方向の幅よりも高さから受ける影響が大きい。 南面と西面の外壁条件が同一である建築物の周囲に落葉樹を植える場合は、その落葉樹の位置は、一般に、南側より西側としたほうが、その建築物の冷暖房負荷の軽減に有効である。 鉛直壁面の中央付近に設けられる同一面積の窓からの採光においては、一般に、横長窓より縦長窓のほうが、床面の照度の均斉度は高い。 None 6 out of 20 7. 照明に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 ある視対象面の明るさは、その面に入射する光から求められる照度のみからでは、予測することができない。 CIE標準曇天空では、天頂に対する相対的な輝度分布は、方位にかかわらず、高度のみにより決まる。 配光曲線は、光源の各方向に対する照度の分布を示すものである。 平均演色評価数(Ra)は、相関色温度が同じ光源であっても異なる場合がある。 None 7 out of 20 8. 色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 "マンセル表色系において、マンセルバリューが 5 の色の視感反射率は、一般に、約 20 %である。" 減法混色とは、複数の色光を混ぜ合わせて別の色の知覚を生じさせることをいい、もとの色の数が増加するほど明るくなる。 LED等の人工光源から発せられる光は、相関色温度が等しくても、異なる光色に知覚される場合がある。 XYZ表色系における三刺激値X、Y、Zのうち、Yは、反射物体の色の場合には、視感反射率を示す。 None 8 out of 20 9. 吸音・遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 単層壁の遮音において、同一の材料の場合、壁の厚さが薄いほど、コインシデンス効果による遮音性能の低下は、より高い周波数域で発生する。 壁の吸音率は、「壁へ入射する音のエネルギー」に対する「壁内部に吸収される音のエネルギーと壁の反対側へ透過する音のエネルギーとの和」の割合である。 子どもの飛び跳ねのような重量床衝撃源による床衝撃音については、カーペット等の柔らかい床仕上げ材を用いても、遮断性能の大幅な向上は期待できない。 中空二重壁の共振透過において、同一の材料を用いて壁間の空気層を厚くすると、共振周波数は高くなる。 None 9 out of 20 10. 音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 音の大きさの感覚量は、音圧レベルが一定の場合、低音域で小さく、10 kHz付近で最大となる。 防音塀は、音の回折による減衰を利用して、騒音を低減化するものであり、一般に、低音域よりも高音域において有効である。 無限大の面音源から放射された音は、距離減衰することなく伝搬する。 室内の平均吸音率が大きい場合、セイビン(Sabine)の残響式により求めた残響時間は、アイリング(Eyring)の残響式により求めたものに比べると、長くなる。 None 10 out of 20 11. 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 空調用水蓄熱槽の利用温度差を確保するために、熱交換器を通過する蓄熱槽からの水量を一定に制御した。 密閉式冷却塔の省エネルギーを図るために、ファン発停制御及びファン回転数制御を行えるようにした。 遠心冷凍機の成績係数を改善するために、中間期においては、夏期よりも低い冷却水入口温度で運転できるようにした。 ガスエンジンから発生する排熱を利用するために、排熱投入型の吸収冷温水機を設置した。 None 11 out of 20 12. 事務所の空調方式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 定風量単一ダクト方式は、一般に、変風量単一ダクト方式に比べて搬送動力の消費量が大きい。 個別分散方式は、空調機を室単位やゾーン単位ごとに設置する方式であり、一般 に、天井内等に機器の設置が可能なため、機器等の設置に必要なスペースを小さくすることができる。 放射空調方式は、一般に、天井等に設置した放射パネルを冷却又は加熱することにより放射パネルと人との間で放射熱交換を行う方式であり、気流や温度むらによる不快感が少ない。 床吹出し空調方式は、二重床の床下空間を利用し、床面に設けた吹出し口から空調空気を吹き出す方式であり、一般に、暖房運転時における居住域高さでの垂直温度差は大きい。 None 12 out of 20 13. 機械換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 200 ㎡ の一般的な事務室(40 席)の換気量を、1,200 m3/hとした。 100 ㎡ の喫茶店の客席(40 席)の換気量を、1,200 m3/hとした。 500 ㎡ の劇場の客席(400 席)の換気量を、6,000 m3 /hとした。 1,000 ㎡ の自走式屋内地下駐車場の換気量を、14,000 m3/hとした。 None 13 out of 20 14. 給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 排水を再利用した雑用水については、便器洗浄水や修景用水の他に、清掃用水や冷却塔補給水にも使用した。 給水設備において、上水系統と別系統にした雑用水系統の受水槽については、雑用水用ポンプを設置した給排水衛生設備機械室の直下にある鉄筋コンクリート造の床 下ピットを利用した。 雨水を便器洗浄水等で再利用した排水が下水道料金の対象となる地域において、雨水使用量を計測する量水計を設置した。 飲食施設を設けない中小規模の事務所ビルの給水設計において、使用水量の比率を、飲料水30 %、雑用水 70 %とした。 None 14 out of 20 15. 排水設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 飲食店の厨房の排水系統に設けるグリース阻集器は、一般に、油脂分を取ることのみを目的としているので、下流に臭気等を防止するトラップを別に設ける必要がある。 公共下水道へ排水する場合には、原則として、排水温度を 45 ℃未満にしなければならない。 ディスポーザ排水処理システムは、ディスポーザ、専用の排水配管及び排水処理装置により構成されており、一般に、排水中のBOD等を基準値以下にして、下水道に放流するものである。 即時排水型ビルピット設備は、排水の貯留時間を短くすることにより、硫化水素等の悪臭物質の発生を抑制することができる。 None 15 out of 20 16. 発電設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 非常電源専用受電設備は、商用電源が停電した場合、消防設備へ電力を供給できなくなるので、大規模な特定防火対象物における消防用設備等の非常電源とすることができない。 消防用設備等の非常電源として用いる自家発電設備で、蓄電池を使用しないものは、常用電源が停電してから電圧確立及び投入までの所要時間を 40 秒以内とする必要がある。 デュアルフューエルシステムの発電機に用いる燃料は、通常時にはガスを用い、災害等によりガスの供給が停止した場合には重油等を用いることができる。 燃料電池設備は、気体燃料を用いるので、消防用設備等の非常電源とすることができない。 None 16 out of 20 17. 照明率に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 配光が同じ照明器具においては、器具効率が高いほど照明率は高くなる。 器具効率が同じ照明器具においては、配光の広がりが大きいほど照明率は高くなる。 室の形状を示す室指数が同じであれば、室内反射率が高いほど照明率は高くなる。 室内反射率が同じであれば、室の形状を示す室指数が大きいほど照明率は高くなる。 None 17 out of 20 18. 消防用設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 消火薬剤の放射により消火するパッケージ型自動消火設備を、スプリンクラー設備の代替設備として延べ面積 1,500 ㎡ の特別養護老人ホームに設置した。 窒息効果と冷却効果により消火する泡消火設備を、地下駐車場に設置した。 水幕を張ることにより外部等からの延焼を防止するドレンチャー設備を、重要文化財の神社に設置した。 消防用水を、屋内消火栓設備やスプリンクラー設備等の初期消火設備のための専用水源として設置した。 None 18 out of 20 19. 建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 非常用エレベーターの機械室の床面積は、機械の配置及び管理に支障がない場合においては、昇降路の水平投影面積の 2 倍以上としなくてもよい。 "空調用の低圧送風機系統において、同一特性の送風機を 2 台並列運転させた場合 の風量は、一般に、単独運転時の 2 倍にはならない。" ヒートポンプ給湯機は、大気中の熱エネルギーを給湯の加熱に利用するもので、冷媒に二酸化炭素を用いたものがある。 マルチパッケージ型空調機の屋外機は、屋上に集中設置するよりも各階バルコニーに分散設置するほうが、冷媒管が短く、高低差が少なくなるため、一般に、機器の運転効率は低下する。 None 19 out of 20 20. 環境・設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R03】 建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の 5 段階のマークは、BEIの値が大きいほど星の数が増える。 「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」に基づく新築住宅の省エネルギー基準では、原則として、外皮平均熱貫流率(UA値)や冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)を地域の区分に応じた基準値以下となること等が求められる。 被災時に救護場所や避難場所となる可能性が高い病院やホテル等の施設を有する企業のBCPにおいては、電気、ガス、水道等のライフラインの広域停止に備えた設備をあらかじめ計画することが望ましい。 地域冷暖房システムの導入は、一般に、未利用熱の活用による排熱削減が期待でき、ヒートアイランド現象の緩和にも効果的である。 None 20 out of 20