計画_R02 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2024.06.112024.11.10 スポンサーリンク Welcome to your 計画_R02 1. 建築士の職責、業務等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 建築士は、新たにつくる建築物について、長期間の使用に耐えるように建築計画の 初期段階から十分に検討を行い、完成した後も継続的に適正な維持管理が行われるように配慮する必要がある。 建築士は、他人の求めに応じ報酬を得て、建築物に関する調査及び鑑定のみを業として行う場合、建築士事務所に所属せずに業務を行うことができる。 建築士は、違反建築物の建築等の法令違反行為について、指示をする、相談に応じる等の行為をしてはならない。 建築士は、設計者ではなく施工者として建築基準関係規定に違反する工事を行った場合であっても、建築士法により業務停止処分を受けることがある。 None 1 out of 20 2. 日本の歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 東三条殿(平安時代)などの寝殿造りは、柱は丸柱とし、寝殿の周囲には蔀(しとみ)戸を吊り、床は板敷きであったといわれている。 鹿苑寺金閣(室町時代)は、最上層を禅宗様仏堂風、中間層を和様仏堂風、初層を住宅風とした三層の建築物である。 光浄院客殿(安土桃山時代)は、欄間や長押をはじめ、建具や金具、釘隠や引手などに技巧を凝らし、様々な意匠が施された数寄屋風の建築物である。 旧開智学校校舎(明治時代)は、アーチや隅石等の洋風の意匠と唐破風等の和風の意匠が混在した擬洋風の建築物である。 None 2 out of 20 3. 西洋の歴史的な建築物とその背景との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。【R02】 1 2 3 4 None 3 out of 20 4. 高齢者、障害者等に配慮した屋内競技場の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 幅150cmの屋内廊下に面して設けた障害者等が利用する居室の出入口は、有効幅員を90cmとした。 オストメイト用設備を有する便房において、汚物流しの近くに着替え台を設けた。 車椅子使用者用の観覧席は、複数の車椅子使用者が利用できる専用スペースとして、異なる場所に分散して2箇所設けた。 屋内階段において、高齢者が段差の存在を知覚できるように、踏面と段鼻との輝度比を1.0とした。 None 4 out of 20 5. 建築物の外壁に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 外壁に設置する排気口や給気口の防水が難しいので、ダクトを外壁に向かって下がり勾配とし、侵入した雨水を排出できるようにした。 カーテンウォール等の外壁について、部材間の接合部から雨水が侵入することを防ぐため、内外の空気圧を等圧にすることにより重力で排水するフィルドジョイントとした。 地震時の躯体の層間変位を考慮して、上部又は下部のファスナーをスライドさせて追従させるパネル方式のメタルカーテンウォールを採用した。 外装にカーテンウォールを使用するに当たり、シーリング材の耐久年数は、外壁の耐久年数よりも短いことが多いので、雨水が侵入した場合の排水機構を設けた。 None 5 out of 20 6. 建築物の防災計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 災害時に防災拠点となる庁舎において、仮設修復足場としての利用やガラス落下防止等のために、建築物外周にバルコニーを設ける計画とした。 浸水深さを5mと想定した沿岸型の災害拠点建築物において、1・2階の外壁の大部分をガラスカーテンウォールとして津波被災時には破壊・脱落させ、4階以上の重要な拠点部分の機能を守る計画とした。 高層の集合住宅に設ける備蓄倉庫は、避難階のほかに、100住戸ごとに、かつ、いずれの階からも4層以内の位置に計画した。 災害時の避難場所の仮設トイレは、全てマンホールトイレとし、避難者200人当たり1基を目安とする計画とした。 None 6 out of 20 7. 30階建ての事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 基準階の平面計画において、南北面にコアを配置して窓を減らすことで、熱負荷の影響を軽減した。 防災計画上の避難経路は、日常動線に配慮し、第1次安全区画である廊下から第2次安全区画である特別避難階段の付室を通じて、特別避難階段に避難できるように計画した。 エレベーターの運行方式は、建築物を10層ごとに三つのゾーンに分割して各ゾーンにエレベーター群を割り当てるコンベンショナルゾーニング方式とした。 非常用エレベーターは荷物用エレベーターと兼用することとし、その乗降ロビーは特別避難階段の付室と兼用する計画とした。 None 7 out of 20 8. 建築物等の各部の寸法等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 公共体育館の計画において、成人用バスケットボールコートを二面配置するため、床面の内法寸法を、40m×50mとした。 屋内の公式試合用の硬式テニスコートについて、ネット上部の天井高を、13mとした。 競技場の観客席の固定座席の計画において、座席の幅(1人分の間口)を45cm とし、前後間隔(椅子の背の間隔)を85cm とした。 屋内駐車場の計画において、一方通行の小型自動車の車路のうち、車路に接して駐車料金の徴収施設が設けられている場所で、歩行者の通行の用に供しない部分の 幅員を、2.5mとした。 None 8 out of 20 9. 図は、高齢者、障害者等の利用に配慮した階段の計画案の模式図である。「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準(国土交通省)」に照らして、最も不適当なものは、次のうちどれか。【R02】 "手すりは、階段の上端で水平に延長する部分Aを30cmとして、踊場にも連続 させて設置した。" 手すりを上下に2本設置するに当たり、下段の手すりの高さBを段鼻から 60cmとした。 点状ブロックCを、階段手前30cmの位置に敷設した。 階段の有効幅員Dは、手すりの幅10cmはないものとみなし、140cmとした。 None 9 out of 20 10. 交通手段を考慮した都市計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 セミモールは、都市部や商業地などで歩行者空問を充実させたモールにおいて、一般車両の乗り入れを禁止し、路面電車やバスを通行させるものである。 キスアンドライドは、出発地から公共交通機関の乗降所(駅やバス停等)まで家族等が自動車で送迎する交通形態のことである。 BRTは、バス専用道路などを活用して高い定時性を確保し、連節車両を用いること や停車時間短縮の工夫を取り入れること等により、高い輸送能力を確保するバス交通システムである。 フリンジパーキングは、都市中心部の周辺に駐車場を整備し、そこから公共交通機関等により都市中心部までアクセスするシステムであり、都市中心部への車の流入の抑制等を目的とするものである。 None 10 out of 20 11. 歴史的資産を活かしたまちづくりに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 青森県黒石市では、中町の「こみせ」と呼ばれる降雪や日差しを避けて通れるようにした木造の軒下の歩廊が続く町並みを、伝統的建造物群保存地区に指定し、保存に 取り組んでいる。 静岡県掛川市では、「生涯学習都市宣言」を行い、その一環として官民が協力し、地区計画を定めて掛川城の城下町としての歴史を活かした城下町風まちづくりを推進している。 岡山県倉敷市では、本瓦葺塗屋造りの町屋、土蔵造りの蔵、白漆喰になまこ塀が建ち並ぶ倉敷川畔を「美観地区」とし、景観の保全を図っている。 鹿児島県南九州市の知覧では、「パタン・ランゲージ」に範をとったまちづくり規範により、明治時代の大火からの復興によって形成された、蔵造りの歴史的町並み景観の 保全が実践されている。 None 11 out of 20 12. 集合住宅・住宅団地の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 同潤会江戸川アパート(東京都、1934年)は、社交室、共同浴場、食堂、洗濯場等の付帯施設を有する集合住宅として計画された。 コモンシティ星田A2(大阪府、1992年)は、敷地内の緩斜面を活かした緑道の配置や、塀・門を極力設けない外構計画等により、連続した開放的な外部空間を創り出した戸建ての住宅団地として計画された。 幕張ベイタウンパティオス4番街(千葉県、1995年)は、高層板状住棟による高密度な賃貸集合住宅であり、住戸には、仕事場等として使用できる開放的なf-ルーム(ホワイエルーム)が設けられ、中廊下やコモンテラスと連続して計画された。 釜石・平田地区仮設住宅団地(岩手県、2011年)は、東日本大震災の復興支援の一環として建設されたコミュニティケア型仮設住宅団地であり、診療所付きのサポートセンターや仮設店舗が計画された。 None 12 out of 20 13. 集合住宅・住宅団地の改修の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 北側に階段室をもつ階段室型の5階建て集合住宅において、バリアフリー改修のた め、北側に廊下棟を増築し、ここに着床するエレベーターを設置するとともに増築した廊下に面して各住戸の新しい玄関を設置した。 既存の集合住宅をサービス付き高齢者向け住宅とするため、バリアフリー改修を施し、各住戸専用部分の床面積が25㎡以上となるようにした。 分譲集合住宅の共用部分において、形状の著しい変更を伴わない大規模修繕工事について、区分所有者数及び議決権の各過半数の決議を経て行うこととした。 住宅団地内の道路の改修において、歩車共存を目的として、車の通行部分を蛇行させスピードを落とさせるラドバーン方式を採用した。 None 13 out of 20 14. 事務所ビルに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 ジョンソン・ワックス・ビル(アメリカ、1936年)の2層吹抜けの執務スペースでは、天井付近が広がった樹木状の柱や柱頭まわりの天窓、ハイサイドライトによって、内部に自然を再現している。 フォード財団本部ビル(アメリカ、1967年)は、ビル内部に豊かな植栽が施されたアトリウムをもち、各フロアの執務スペースはアトリウムをL字型に囲むように配置されてい る。 丸の内ビルディング(東京都、2002年)の高層階のオフィスゾーンは、中央にアトリウムを設け、事務室沿いの廊下をアトリウムに面して配置しており、その廊下から建築物のどこの位置に自分がいるのかを把握することができる。 ROKI Global lnnovation Center(静岡県、2013年)は、執務スペースが階段状に積層する立体的なワンルーム空間に、ガラスをはめこんだ木と鉄のハイブリッドトラスの屋根をかけ、自然光を通すフィルターを使用した天幕を設けている。 None 14 out of 20 15. 図書館等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 金沢市立玉川図書館(石川県、1979年)は、東側の開架部門と、中庭を挟んで西側にある学習・管理部門を分けることによって、開架部門を気軽に立ち寄り利用できる空間とした図書館である。 朝霞市立図書館本館(埼玉県、1987年)は、成人開架と児童開架をL字型平面に振り分け、自習室を設けず、閲覧席を少数にするなど、貸出を重視した図書館である。 苅田町立図書館本館(福岡県、1990年)は、多様な閲覧席と豊富な資料を備え、開架書架群に沿ってベンチ、和室、屋外読書スペースなどを設けることで、来館者が長い時間を過ごせるように計画した図書館である。 ぎふメディアコスモス(岐阜県、2015年)は、木造格子屋根をもつ市立中央図書館や、市民活動交流センター、多文化交流プラザ及び展示ギャラリー等からなる複合施設である。 None 15 out of 20 16. 医療施設等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 病棟の患者用トイレの計画においては、トイレを分散して配置するなど、病室とトイレの距離を短くする工夫が必要である。 LDRとは、陣痛・分娩・回復と出産の過程に応じてそれぞれに必要な設備が整った専用の部屋を設ける方式である。 4床病室の計画において、隣り合うベッドとベッドとの間に幅1m以上のスペースを確保するためには、病室面積は32㎡以上が目安となる。 回復期リハビリテーションは、疾患に応じ90日から180日をかけて身体の機能や日常生活動作(ADL)の改善を図ることを目的としている。 None 16 out of 20 17. 子どもに関わる施設に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 幼稚園と保育所の施設を共用化した認定こども園において、遊戯室、調理室、管理諸室、屋外環境等は幼稚園と保育所の共用の空間として計画した。 総合病院における小児患者のための病床は、疾病ごとの特徴に対し的確に対応できるように、診療科ごとにそれぞれ設けた。 放課後等デイサービス事業所において、屋外遊びを豊かにするために、学校と連携して校庭等を有効に活用した。 義務教育学校(小中一貫校)の特別支援学級関係室においては、9年間の系統性・連続性のある教育活動や一貫した支援を効果的に行えるように、小学校と中学校の配置や室構成を計画した。 None 17 out of 20 18. 建築関係の資格者に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 二級建築士事務所を管理する二級建築士が、一級建築士事務所の管理建築士となるには、一級建築士の免許を取得後、3年以上の建築物の設計、工事監理等に関する業務に従事する必要がある。 一級建築士事務所において、建築士法で定める重要事項の説明については、管理建築士のほか当該一級建築士事務所に属する一級建築士も行うことができる。 監理技術者は、工事現場における建設工事を適正に実施するため、当該建設工事の施工計画の作成、工程管理、品質管理等を行うとともに当該建設工事の施工に従事する者の技術上の指導監督の職務を誠実に行う必要がある。 施工管理技士は、施工技術の向上を図るため、建設業者の施工する建設工事に従事し又はしようとする者を対象として行う技術検定に合格した者である。 None 18 out of 20 19. 建築積算に関する次の記述のうち、建築工事建築数量積算研究会「建築数量積算基準」に照らして、最も不適当なものはどれか。【R02】 屋外施設において、芝類の数量は種類及び工法ごとに面積を計測・計算するが、芝類の範囲にある排水桝等の面積が1箇所当たり0.5㎡以下のときは、その欠除は、原則としてないものとする。 窓、出入口等の開口部による型枠の欠除は、原則として建具類等の開口部の内法寸法で計算するが、開口部の内法の見付面積が1箇所当たり0.5㎡以下の場合は、原 則として型枠の欠除はないものとする。 鉄筋の所要数量は、その設計数量の5%割増しを標準とする。 耐火被覆は、耐火被覆材の材種、材質、形状、寸法、工法、耐火時間及び部位(柱、梁)ごとに区分して計測・計算する。 None 19 out of 20 20. 建築プロジェクトのマネジメント等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R02】 建設工事において、コンカレントエンジニアリングとは、設計から施工までの工程にかかわる全ての部門の人材が集まり、工程をオーバーラップさせて諸問題を討議しながら作業を進めていく方式である。 PFI事業において、VFMとは、重要な概念の一つで、支払いに対して最も価値の高いサービスを供給するという考え方のことである。 公共事業において、BTO方式とは、民間事業者が資金調達を行って施設を建設し、完成直後に公共に所有権を移転し、当該民間事業者に一定期間、維持管理及び運営を委ねる方式である。 国土交通省が示す設計者選定方式において、プロポーザル方式とは、提出された具体的な設計案を審査し、最も優れた設計案を選ぶ方式である。 None 20 out of 20