本記事では土工事の積算について、紹介したいと思います。
1．土工事の算出する項目
土工事の算出する項目は以下となります。
・掘削量
・盛土材量
・残土処理量
そのための必要な情報は下記となります。
・基礎下端レベル→根切底の算出のため
・ピット範囲および埋め戻し範囲→残土および盛土の量を算出するため
2．土工事のコスト削減のために
コスト削減のためには掘削量・残土処理量を小さくする必要があります。
建築計画としては、ピットを計画することがほとんどだと思います。
設備設計・意匠設計とプランや配管計画を調整し、可能な限り根切深さを小さくする基礎計画が必要となります。
構造設計単体でコスト削減を行うことはできないので、設計一丸となることが重要です。
そのためにも設備・意匠の基本的な知識が必要です。
構造でできることを提案するにも建物全体の計画と一致していないと意味がないからです。
3．まとめ
本記事では、土工事について紹介いたしました。
設計一丸となり基礎計画をまとめることが重要です。
構造のみにならず、他の知識も習得するようにしましょう。