環境・設備_R05 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2024.11.032024.11.12 スポンサーリンク Welcome to your 環境・設備_R05 1. 環境工学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 夜間放射(実効放射)とは、地表における、「上向きの地表面放射」と「下向きの大気放射」との差のことである。 冷房期の平均日射熱取得率(nAc)とは、窓から直接侵入する日射による熱と、屋根、天井、外壁などの窓以外から日射の影響で熱伝導により侵入する熱を評価した指標である。 NC値とは、室内騒音を評価する指標の一つであり、対象となる騒音のオクターブバンドごとの音圧レベルをNC曲線群上にプロットし、全ての帯域で、あるNC曲線を下回ったときのその曲線値である。 色の誘目性とは、目を引きやすいか否かに関する属性であり、一般に、色相においては緑が最も高くなる。 None 1 out of 20 2. 室内の温熱環境に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 コールドドラフトは、暖房時の室内において、外気により冷やされた窓ガラスからの放射熱伝達により生じる現象である。 人体からの総発熱量に占める潜熱発熱量の比率は、一般に、室温が高くなるほど増加する。 予測平均温冷感申告(PMV)は、主に均一な環境に対する温熱快適指標であるので、不均一な放射環境や上下温度差が大きな環境等に対しては、適切に評価できない場合がある。 室内の上下温度分布は、椅座位の場合、くるぶしの高さ(床上0.1m)と頭の高さ(床上 1.1m) の温度差が3℃以内とすることが望ましい。 None 2 out of 20 3. 空気調和設備を設けた延べ面積5,000m2の事務所ビルの居室における空気環境に関する次の測定結果のうち、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に照らして、最も不適当な ものはどれか。【R05】 "一酸化炭素の含有率 0.001% (10ppm)" 温度 18.0℃ "浮遊粉じんの量 空気1m3につき0.10mg" ホルムアルデヒドの量空気1m3につき0.10mg None 3 out of 20 4. 図は、冬期において、定常状態にある外壁の内部及び周囲の温度分布を示したものであ る。次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。ただし、図中の屋外温度to、室内温度ti及び材料の厚さdの条件は変わらないものとする。【R05】 材料(ア)は、材料(イ)より熱伝導率が小さい。 材料(ア)の熱伝導率を大きくすると、材料(イ)の各部分の温度が下がる。 材料(イ)の熱伝導率を小さくすると、材料(ア)の各部分の温度が上がる。 材料(ア)と材料(イ)を入れ替えたとしても、室内表面結露の防止には効果がない。 None 4 out of 20 5. 建築物における防火・防災に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 室内の可燃物量が同じ場合、一般に、外気が流入する開口面積が大きいほど火盛り期の火災継続時間が長くなる。 建築物の上階への延焼防止のためには、層間区画を十分に確保する必要があり、ファサードデザインに応じてバルコニーや庇等により対応する方法がある。 竪穴区画内の温度が屋外より高くなる冬期において、地下階がない建築物では、火災階が下階であるほど、竪穴区画への煙の侵入量が増える傾向にある。 建築物の用途が異なる部分に設けられる異種用途区画については、原則として、異なる用途部分への延焼を防止するために防火区画とする。 None 5 out of 20 6. 図は、北緯35度の地点における太陽位置図である。この地点における太陽の位置に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 春分の日において、時刻(真太陽時)15時における太陽高度は、約35°である。 夏至の日において、太陽が真東にくる時刻(真太陽時)は、7時頃である。 秋分の日において、太陽高度が約45°となるのは、太陽が概ね南東又は南西にくるときである。 冬至の日において、日没時の太陽方位角は、約60°である。 None 6 out of 20 7. 図のような点光源に照らされた受照面上の点A、B、Cの鉛直面照度の大小関係として、 最も適当なものは、次のうちどれか。ただし、点光源の配光特性は一様なものとし、反射は考慮しないものとする。【R05】 A>B=C A>C>B B=C>A C>B>A None 7 out of 20 8. 色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 XYZ表色系において、xy色度図上のxの値が増大するほど赤みが強くなり、yの値が増大するほど緑みが強くなる傾向がある。 XYZ表色系において、xy色度図上の外周の釣鐘形の曲線部分は、単一の波長によって表される単色光の色度座標を示す。 マンセル表色系は、光源から出る光の色に適用することはできない。 JISの安全色の規定において、「赤」の表示は、「注意警告」を意味する。 None 8 out of 20 9. 吸音・遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 壁の音響透過損失を10dB増加させるためには、壁の音響透過率を現状の1/10にする必要がある。 空港等の公共施設においては、吸音処理を行うことで、放送音声の聞こえやすさを確保することができる。 学校等の施設においては、周囲に生垣や並木等の植栽を設けることで、騒音を減衰させる大きな物理的効果が得られる。 剛壁に密着させて設置する多孔質吸音材料を厚くすると、一般に、低周波数域における吸音率が上昇する。 None 9 out of 20 10. 表に示す条件をもつ室A、B、Cにおける残響時間の大小関係として、最も適当なものは、次のうちどれか。【R05】 A>B>C A>C>B C>A>B C>B>A None 10 out of 20 11. 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 冷暖同時型のマルチパッケージ型空調機は、同一冷媒系統内で冷房と暖房の混在運転をする場合には、熱回収により省エネルギー効果が期待できる。 開放式冷却塔は、同じ冷却能力の密閉式冷却塔に比べて、送風機動力が大きくなる。 水蓄熱槽を用いた熱源システムは、熱源機が空調負荷の変動に直接追従しなくてよいので、熱源機の容量を低減できる。 空気熱源ヒートポンプチリングユニットを複数台連結するモジュール型は、負荷変動に対応して運転台数が変わるので、効率的な運転が可能である。 None 11 out of 20 12. 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 冷水パネルを用いた放射空調方式は、気流や温度むらによる不快感が少ない方式であるが、パネル表面の結露を防止するため、パネル表面温度を室内空気の露点温度以上に保つ必要がある。 床吹出し空調方式は、冷房運転時であっても、空調域の高さに応じた気流特性を有する床吹出し口を用いることにより、天井高にかかわらず効率的な居住域空調が可能である。 リバースリターン方式は、ダイレクトリターン方式に比べて、冷温水配管のスペースを縮小することができる。 デシカント空調方式は、コージェネレーションシステムと組み合わせることによって、排熱の利用が可能となるので、コージェネレーションシステムの総合効率の向上に寄与することができる。 None 12 out of 20 13. 換気設備の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 喫煙室において、非喫煙場所との境界の開口部における気流の風速は、喫煙室に向かって 0.2m/s以上とした。 事務所ビルにおいて、執務室の中央南面に縦シャフトを通し、その頂部を延長したソーラーチムニー方式を採用することで温度差換気を積極的に活用した。 火気使用室において、排気フードI型を設けた換気扇の有効換気量Vは、V = 30KQ (K:燃料の単位燃焼量当たりの理論廃ガス量、Q:火を使用する設備又は器具の実状に応じた燃料消費量)により算出した。 ボイラー室において、燃料の燃焼に伴う発熱を制御するため、第3種換気方式とした。 None 13 out of 20 14. 事務所ビルの飲料用受水槽に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 塩素による腐食の発生を防ぐため、ステンレス鋼板製の受水槽は、水面上部(気相部)には水面下部(液相部)より耐食性の高いステンレス鋼材を用いた。 断水時におけるBCP対策等のため、受水槽の容量を1日予想給水量の2倍に設定したので、塩素滅菌装置を設置した。 水槽内における藻類の増殖を防ぐため、屋外に設置するFRP製の受水槽は、水槽照度率(水槽内照度lx/水槽外照度lx)×100[%]が10%以下のものを用いた。 水槽内の滞留水による死水ができないようにするため、大容量の受水槽内には迂回壁を設けた。 None 14 out of 20 15. 給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 公共下水道が合流式である地域においては、害虫や臭気等の侵入防止を目的として、雨水排水はトラップますを介して一般排水系統の敷地排水管に接続する。 管径200mmの敷地排水管の排水ますは、起点、屈曲点、合流箇所、ますの間隔が 24m以内となるような位置等に設ける。 雨水排水管径の算定に用いる雨量に最大雨量の1時間値を用いることは、10分間値を用いた場合よりも排水管径は大きくなるので、局地的な集中豪雨への対策として有効である。 サイホン式雨水排水システムは、特殊な形状のルーフドレンによりサイホン現象を発生させ、 多量の雨水を排水する方式で、一般に、従来方式に比較して雨水たてどいの口径を小さくすることができる。 None 15 out of 20 16. 電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 力率は、交流回路に電力を供給する際における、「皮相電力」を「有効電力」で除したものである。 需要率は、ある電力系統における、「接続された負荷の最大需要電力」を「負荷設備容量の総和」 で除したものである。 負荷率は、ある期間における、「平均需要電力」を「最大需要電力」で除したものである。 不等率は、「ある系統に接続されている個々の負荷の最大需要電力の合計」を「その系統の最大需要電力」で除したものである。 None 16 out of 20 17. 電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 雷保護システムにおけるSPD(サージ防護デバイス)は、建築物に対する直撃雷•近傍雷による雷害から、電気・電子機器を守るために設置する装置のことである。 同一容量の負荷設備に電力を供給する場合における電線の断面積は、同じ種類の電線であれば、 配電電圧が400Vよりも200Vのほうが、小さいものを使用することができる。 かご形三相誘導電動機の始動電流は、全電圧始動方式(直入れ始動)よりもスターデルタ始動方式のほうが小さくなる。 鉄骨造の建築物における雷保護システムの引き下げ導線は、地上部分の構造体の鉄骨を利用することができる。 None 17 out of 20 18. 自動火災報知設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 炎感知器は、天井が高い空間のように、熱や煙が天井面に到達する以前に分散し、火災検出が困難な場所において使用される。 P型受信機は、R型受信機と異なり、固有信号による伝送方式であるので信号線を少なくする ことができる。 地区音響装置における区分鳴動方式とは、火災時に一斉に鳴動させることでパニックを発生させないように、階の区分ごとに限定して鳴動させる方式のことである。 予備電源が内蔵されていない受信機と非常電源間の配線には、火災時に異常なく動作させるために、耐火配線を使用する。 None 18 out of 20 19. 建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 高層建築物において、1階の天井内に吊り支持された設備機器の設計用地震力を算定する場合、 設計用標準震度は、適用階の区分を中間階とし、耐震クラスに応じた値を用いる。 基礎免震構造の建築物において、エレベーターの設計用水平地震力を算定する場合、設計用水平標準震度は、建築物の高さに関係なく全ての階で同じ値を用いる。 大地震後にも長時間継続して使用する非常用発電機の冷却方式は、冷却水が不要な空冷式が望ましい。 エキスパンションジョイント部分には、原則として、給水管を通過させてはならないが、やむを得ず通過させる場合は、低層部を避け、できるだけ高層部に配管する。 None 19 out of 20 20. 環境・設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R05】 我が国における「ZEB Ready」は、再生可能エネルギーによる削減分を除いて、基準となる 一次エネルギー消費量から50%以上の省エネルギー化を達成した建築物と定義されている。 "建築物の省エネルギー基準における一次エネルギー消費性能の評価指標BEIは、 「評価建築物の省エネルギー量の合計」を「評価建築物の基準となる一次エネルギー消費量」で除した値と定義されている。" 建築物の省エネルギー基準における外皮性能の評価指標PAL*(パルスター)は、その値が小さいほど建築物の外皮の熱性能が高いと判断される。 冷凍機に使用されている代替フロン(HFC)は、温室効果ガスの一種であり、モントリ オール議定書のキガリ改正(2016年)により生産及び消費量の段階的削減が求められている。 None 20 out of 20