環境・設備_R01 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2024.11.032024.11.12 Welcome to your 環境・設備_R01 1. 環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 等価騒音レベルは、聴感補正された音圧レベルのエネルギー平均値であり、一般に、変動する騒音の評価に用いられる。 プルキンエ現象は、視感度の相違によって、明所視に比べ暗所視において、赤が明るく、青が暗く見える現象である。 空気齢は、流入口から室内に入った所定量の空気が、室内のある地点に到達するまでに経過する平均時間である。 作用温度(OT)は、一般に、発汗の影響が小さい環境下における熱環境に関する指標として用いられ、空気温度と平均放射温度の重み付け平均で表される。 None 1 out of 20 2. "容積が100m3の室において、室内の水蒸気発生量が0.6 kg/h、換気回数が1.0回/hのとき、十分に時間が経過した後の室内空気の重量絶対湿度として、最も適当なものは、次のうちどれか。ただし、室内の水蒸気は室全体に一様に拡散するものとし、外 気の重量絶対湿度を0.010 kg/kg(DA)、空気の密度を1.2kg/m3とする。なお、乾燥空気1kgを1kg(DA)と表す。【R01】" 0.005 kg/kg(DA) 0.010 kg/kg(DA) 0.015 kg/kg(DA) 0.020 kg/kg(DA) None 2 out of 20 3. "外気温度5℃、無風の条件の下で、図のような上下に開口部を有する断面の建築物 A・B・Cがある。室内温度がいずれも18℃に保たれ、上下各々の開口面積がそれぞれ0.4㎡、0.6㎡、0.7㎡、開口部の中心間の距離がそれぞれ4m、2m、1mであるとき、 建築物A・B・Cの換気量QA・QB・QCの大小関係として、正しいものは、次のうちどれ か。ただし、いずれの開口部も流量係数は一定とし、中性帯は開口部の中心間の中央に位置するものとする。なお、√2≒1.4として計算するものとする。【R01】" QA>QB>QC QB>QA>QC QB>QC>QA QC>QB>QA None 3 out of 20 4. 建築物の伝熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 外壁において、熱橋部分の室内側表面温度は、一般に、熱橋部分以外の部分の室内側表面温度に比べて、外気温度に近くなる。 複層ガラスの中空層が完全な真空であると仮定すると、複層ガラスの熱貫流率は、 0(ゼロ)となる。 壁体内の密閉された中空層の熱抵抗は、中空層の厚さが100 mmを超えるとほとんど変化しない。 外壁面の外気側における総合熱伝達率は、外壁面が外気温度に等しい黒体で覆われていると仮定し、日射や夜間放射の影響がないものとみなした値である。 None 4 out of 20 5. 建築物における防火・防災に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 縦長の窓は、横長の窓に比べて噴出する火炎が外壁から離れにくいことから、上階への延焼の危険性が高い。 病院の手術室、ICU、NICU等は、寵城区画として計画することが望ましい。 不特定多数の者が利用する大規模量販店等において、売場の避難出口の扉は、廊下等の有効幅員に配慮しつつ、外開きにすることが望ましい。 避難時に利用する階段室への出入口の有効幅員は、一般に、流動係数を考慮し、階段の有効幅員よりも狭くする。 None 5 out of 20 6. 日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 窓面における日照・日射の調整のために設けるルーバーは、一般に、南向き窓面には水平のものが、西向き窓面には垂直のものが有効である。 北緯35度のある地点における春分・秋分の日の終日日射量は、終日快晴の場合、どの向きの鉛直面よりも水平面のほうが大きい。 直射日光の色温度は、正午頃より日没前頃のほうが高い。 ライトシェルフは、その上面で反射した昼光を室内の奥に導くことから、室内照度の均斉度を高めることができる。 None 6 out of 20 7. "図のような点光源に照らされた水平な受照面上の点Pにおいて、I(点光源の光度)、r (点光源から点Pまでの距離)、θ(点光源から点Pへの入射角)及び点Pにおける水平面照度の組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。ただし、点光源の配光特性は一様なものとする。【R01】" 1 2 3 4 None 7 out of 20 8. 色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 減法混色の三原色は、一般に、シアン、マゼンタ及びイエローである。 同化現象は、囲まれた色や挟まれた色が周囲の色に近づいて見えることをいう。 JISの物体色の色名における有彩色の系統色名は、基本色名に「明度に関する修飾語」、「彩度に関する修飾語」及び「色相に関する修飾語」の3種類の語を付記して色を表示する。 照度と色温度の関係において、一般に、低照度では色温度の低い光色が好まれ、高照度では色温度の高い光色が好まれる。 None 8 out of 20 9. 音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 聴覚のマスキングは、マスカー(マスクする音)の周波数に近い音ほどマスクされやすく、マスカーの周波数に比べ、低い音のほうが高い音よりもマスクされやすい。 カラレーションは、「直接音」と「短い遅れ時間の反射音」の干渉によって、音色の変化等が知覚される現象をいう。 室容積が同じ場合であっても、一般に、西洋音楽のためのコンサートホールとオペラハウスとでは、最適残響時間が異なる。 学校の普通教室においては、平均吸音率が0.2程度となるように、吸音対策を施すことが望ましい。 None 9 out of 20 10. 吸音・遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 孔あき板と剛壁との間に空気層を設けた吸音構造の固有周波数は、空気層の厚みを大きくすると低周波数域に移動する。 駅、空港、ショッピングモール等の公共施設においては、放送音声の聞こえやすさを確保するため、一般に、吸音処理を避けることが望ましい。 乾式二重床を採用する場合は、床板とスラブとの間の空気層をバネとする共振系が形成されることから、低周波数域において床衝撃音の遮断性能が低下することがある。 壁の音響透過損失を10 dB増加させるためには、壁の音響透過率を現状の1/10にする必要がある。 None 10 out of 20 11. 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 ペリメーターレス化は、ペリメーターゾーンにおける熱負荷を、建築的手法と設備的手法とを組み合わせて可能な限り減少させ、ペリメーターゾーンをインテリアゾーンに近い温熱環境とすることである。 熱負荷に応じて送風量を調整する変風量(VAV)方式は、VAVユニットを部屋ごと又はゾーンごとに配置することから、個別の温度制御が可能である。 外気冷房は、外気のエンタルピーが室内空気のエンタルピーよりも高い場合に、それらのエネルギーの差を冷房に利用するものである。 ダブルスキンは、外壁の一部又は全てをガラスの二重構造とし、その中間の空気の換気等による熱負荷低減、及び室内の窓際の環境改善を図ったものである。 None 11 out of 20 12. 空気調和・換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 シックハウス対策のための居室の換気を機械換気方式で行う場合、必要有効換気量を求める際の換気回数は、当該居室の天井の高さによっては、その天井の高さの区分に応じて低減することができる。 半導体や液晶を製造する工場のクリーンルームにおいては、一般に、清浄度を保つために周囲の空間に対して正圧となるように制御を行い、塵埃の流入を防止する。 "空調機のウォーミングアップ制御は、一般に、外気ダンパーを全閉にするとともに還気ダンパーを全開にする制御等を行い、空調の立ち上がり時間を短縮する方法であ る。" 中央熱源空調方式は、在館者それぞれの要望に対応することができないことから、パーソナル空調方式としては採用されない。 None 12 out of 20 13. 空気調和・換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 長方形ダクトの断面のアスペクト比を、6:1とした。 セントラルダクト方式を採用した高層建築物において、低圧ダクトではダクトスペースが建築面積に対して大きな割合となることから、高圧ダクトとした。 天井から下向きに軸流吹出し口を設置する事務室の計画に当たり、居住域の上面における風速が0.5 m/s以下となるようにした。 水蓄熱槽の性能を十分に発揮させるために、槽内の高温水と低温水とを可能な限り分離させた。 None 13 out of 20 14. 給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 水道直結直圧方式は、水道本管の圧力を利用して建築物内の必要箇所に給水する方式であり、一般に、3階建て以下の建築物で小規模なものに適用することができる。 高置水槽方式は、水道本管からの水を受水槽へ貯水した後に、屋上等に設置した高置水槽へ揚水し、そこから重力を利用して建築物内の必要箇所に給水する方式であり、一般に、大規模な建築物にも適用することができる。 水道直結増圧方式は、水道本管の圧力に加えて増圧ポンプによって建築物内の必要箇所に給水する方式であり、一般に、水道本管への逆流について考慮する必要はない。 ポンプ直送方式は、水道本管からの水を受水槽へ貯水した後に、給水ポンプによって建築物内の必要箇所に給水する方式であり、一般に、建築物が停電した際は給水することができない。 None 14 out of 20 15. 給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 災害応急対策活動に必要な医療施設において、地震災害時に使用できる水を確保するために、受水槽に地震の感知により作動する緊急給水遮断弁を設けた。 雨水排水管と汚水排水管とを別系統で配管した建築物において、公共下水道が合流式であったことから、雨水排水と汚水排水とを屋外の排水ますで同一系統とした。 循環式の中央式給湯設備において、レジオネラ属菌の繁殖を防ぐために、貯湯槽内の湯の温度を60℃以上に保つこととした。 伸頂通気方式の排水通気配管において、通気流速を高めるために、伸頂通気管の管径を排水立て管の管径よりも1サイズ小さいものとした。 None 15 out of 20 16. 電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 電圧の種別において、交流で600 V以下のものは、低圧に区分される。 力率は、交流回路に電力を供給する際の「皮相電力(電圧と電流との積)」に対する「有効電力」の比率である。 幹線に使用する配線方式において、バスダクト方式は、負荷の増設に対応しにくいことから、小容量の電力供給に限られている。 "無停電電源装置(UPS)は、整流器、蓄電池、インバータ等により構成され、瞬間的な電圧降下 時や停電時においても安定した電力供給を維持するためのものである。" None 16 out of 20 17. 照明設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 病院の手術室及び診察室の照明設備において、事務室に使用する光源に比べて演色性の低い光源を使用した。 住宅のリビングの間接照明において、熱放射が少なく、ランプ交換等のメンテナンス頻度が少ないLEDランプを使用した。 事務室の照明計画において、ランプのサイズが小さく高輝度のLEDランプを使用するに当たり、グレアに配慮して、光源が直接目に入らないようにした。 事務室の照明計團において、ブラインドの自動制御により昼光を利用し、かつ、照度センサーを用いた照明の制御も併せて行うことにより、消費電力が少なくなるようにした。 None 17 out of 20 18. 防災設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 水噴霧消火設備は、噴霧水による冷却作用と噴霧水が火炎に触れて発生する水蒸気による窒息作用等により、火災の抑制・消火をする固定式の消火設備である。 排煙設備は、専用の設備として設けることが原則であるが、換気設備が排煙設備としての性能を有していることが確認された場合には、兼用が認められることがある。 屋外消火栓設備は、防火対象物の外部に設置され、建築物の1階部分及び2階部分で発生した火災の消火や隣接する建築物への延焼防止を目的としている。 連結送水管は、地下階の火災の際、消火活動を容易にするために、消防ポンプ自動車から送水し、天井又は天井裏の散水ヘッドから放出することにより消火する設備である。 None 18 out of 20 19. 建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 冷却塔は、冷却水の蒸発による冷却作用を有効に利用するため、建築物の外気取入れ口に近い位置に計画することが望ましい。 リバースリターン方式は、往き管と還り管の流量が等しい循環配管系には適しているが、給湯管と返湯管で流量が大きく異なる場合には適さない。 分流式下水道の区域において、雨水管の敷地境界部には、下水道本管からの害虫等の侵入防止を目的として、雨水トラップを設ける必要がある。 空調用の蓄熱槽の水は、必要な措置が講じられている場合には、消防用水として使用することができる。 None 19 out of 20 20. 環境・設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R01】 微気候は、一般に、建築物や人体への影響が大きい地表面近くの気候、室内環境における建築部材付近や人体の皮膚付近の気候等をいう。 バスタブ曲線は、グラフの縦軸を故障率、横軸を時間とし、設備の信頼性や保全性の概念を示したものである。 冷凍機に使用される代替冷媒のフロン(HFC)は、オゾン破壊係数は0(ゼロ)であるが、地球温暖化係数が高い温室効果ガスの一種である。 CASBEEの評価においては、BEEの値が小さいほど建築物の環境性能が高いと判断される。 None 20 out of 20