環境・設備_R04 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2024.11.032024.11.12 Welcome to your 環境・設備_R04 1. 環境工学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 日照図表は、周辺の建築物によって対象点への直射日光が遮られるかどうかを検討するものであり、緯度ごと、また、冬至の日などの季日ごとに描かれる。 "外皮平均熱貫流率(UA値)は、断熱性能を示す指数で、建築物の内部から屋根や壁、床、開口部等を通過して外部へ逃げる「単位温度差当たりの外皮総熱損失量」を 「外皮総面積」で除した値である。" ブーミング現象は、低い周波数領域になるほど、また、室の寸法が小さいほど、固有周波数密度が疎になるので起こりやすい。 空気寿命が一定の条件では、空気齢が小さいほど、室内のある点で発生した汚染質が排気口に至るまでの時間は短くなる。 None 1 out of 20 2. 冬期における結露に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 外壁の室内側の表面結露を防止するため、外壁断熱を強化することにより室内側の壁面温度を上昇させた。 外壁の室内側の表面結露を防止するため、暖房設備を開放型燃焼器具の代わりに密閉型燃焼器具とした。 外壁の内部結露を防止するため、断熱材の室内側に防湿層を設けた。 外壁に接する押入れ内に生じる表面結露を防止するため、押入れの襖の断熱性を高くした。 None 2 out of 20 3. 室容積200 ㎥の居室に25人の在室者がおり、換気回数4回で換気がなされているとき定常状態におけるこの室内の二酸化炭素濃度として最も適当な値は、次のうちどれか。ただし、一人当たりの二酸化炭素発生量は0.016 ㎥/(h・人)とし、在室者から発生した二酸化炭素は直ちに室全体に一様に拡散するものとする。また、外気の二酸化炭素濃度は400 ppm とし、隙間風は考慮しないものとする。【R04】 700 ppm 800 ppm 900 ppm 1,000 ppm None 3 out of 20 4. 建築物の伝熱に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 開口部(窓ガラス+ブラインド等)の日射遮蔽係数は、その値が大きいほど日射遮蔽効果が大きくなる。 窓ガラスの日射熱取得率は、「ガラスに入射した日射量」に対する「ガラスを透過した日射量とガラスが吸収した後に室内側に放出された熱量との和」の比率で表される。 壁体の総合熱伝達率は、「対流熱伝達率」と「放射熱伝達率」の合計である。 外壁表面の対流熱伝達率は、外部風速が大きいほど大きくなる。 None 4 out of 20 5. 建築物における防火・防災に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 第二種排煙は、押出型の機械排煙方式であり、所定の排煙量を確保するために、排煙量よりも多い給気量が必要となる。 龍城区画は、病院の手術室やICU等の患者を避難させることが困難な室において、内部からの出火を防止するとともに、外からの火災の影響を受けない構造にして、鎮火までたてこもることができるようにした区画のことである。 超高層集合住宅の中央部に設けた屋根のないボイド空間(光庭)に面した開放廊下を避難経路とする場合には、開放廊下への煙の拡散を防ぐために、ボイド空間の下層部分からの給気を抑制する必要がある。 等価可燃物量は、対象となる可燃物の発熱量を、発熱量が等価な木材の重量で表現した値である。 None 5 out of 20 6. 北緯35度の地点における日照・日射に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 冬至の日における南向き鉛直面の終日日射量は、夏至の日における西向き鉛直面の終日日射量より小さい。 春分・秋分の日における南中時の直達日射量は、水平面のほうが南向き鉛直面より大きい。 夏至の日における可照時間は、南向き鉛直面より北向き鉛直面のほうが長い。 4時間日影となる領域の面積は、建築面積と高さが同じ直方体の建築物で、ある壁面が東西方向に平行に配置されている場合、一般に、平面形状が正方形より東西に長い形状のほうが大きい。 None 6 out of 20 7. "図のような水平に取り付けられた下面発光形の円形光源Aと、それと同じ面積で45°傾いた位置にある下面発光形の円形光源Bが、イ~ホの条件を満たす場合、次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 ※条件は下記にあり【R04】" 光源Aの点Pに対する立体角投射率(%)は、S/πd2×100である。 "光源Bの点Pこ対する立体角投射率(%)をCBとすると、光源Bによる点Pの水平面直 接照度(lx)であるEbpは、πL×CB/100×cos 45°である。" 光源Aによる点Pの水平面直接照度(lx)であるEapと、光源Bによる点Pの水平面直接照度(lx)であるEbpの関係は、Eap>Ebpである。 rが光源Aの直径の10倍以上の場合、一般に、光源Aは点Pにおいて点光源とみなせる。 None 7 out of 20 8. 色彩に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 平均演色評価数(Ra)は、評価対象となる光源による物体色の見え方と、同じ相関色温度の基準の光の下における物体色の見え方とのずれをもとにした数値である。 短波長成分を多く含む色温度の高い光を午前中に浴びることで、サーカディアンリズムを保つ効果が期待できる。 色票を用いて視感測色を行う際は、一般に、測色する部分の面積を色票の面積と同程度とする。 記憶色(記憶上の色彩)は、一般に、実際の色彩に比べて、彩度が低くなる傾向がある。 None 8 out of 20 9. 音響に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 カラレーションは、「直接音」と「短い遅れ時間の反射音」の干渉によって、音の高さの変化が知覚される現象をいう。 聴覚のマスキング現象において、「マスクする音」と「マスクされる音」の高さが異なる場合には、マスクする音より高い周波数の音のほうが低い周波数の音に比べてマスクされやすい。 人の可聴周波数の範囲はおよそ20 Hzから20 kHzであり、対応する波長の範囲は十数mから十数mmである。 同種で同じ音圧レベルの音源の数が、ほぼ同じ位置において4つになると、音源が1つの場合に比べて、音圧レベルの値は約6dB増加する。 None 9 out of 20 10. 遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 厚さ6mmの単板ガラスは、厚さ3mmの単板ガラスに比べて全周波数帯域にわたって遮音性能が高いとは限らない。 複層ガラス(厚さ3mmの単板ガラス2枚と乾燥空気を封入した6mmの中空層からなる。)は、その面密度の合計と同じ面密度をもつ単板ガラス(厚さ6mm)に比べて、一般に、500 Hz付近の中音域の遮音性能は低下する。 建築物の床衝撃音遮断性能に関する等級において、Lr-40はLr-55に比べて、床衝撃音の遮断性能が低い。 建築物及び建築部材の空気音遮断性能に関する等級において、Dr-50はDr-35に比べて、空気音の遮断性能が高い。 None 10 out of 20 11. 建築物とその空調負荷の一般的な特徴との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。【R04】 "劇場 ピーク負荷が小さく、予冷・予熱の時間が短い傾向にある。" "百貨店 休日と平日、一日の午前と夕方の時間帯等によって負荷が大きく異なる傾向にある。" "ビジネスホテル ピーク負荷が夕方から夜間にかけて発生する傾向にある。" "データセンター 外皮負荷や外気負荷より室内で発生する顕熱負荷のほうが大きい傾向にある。" None 11 out of 20 12. 空気調和設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 水蓄熱式空調システムは、熱源機器の容量を小さくできるとともに、電力需要の平準化を図ることができる。 送風機のエネルギー消費量は、同じ風量であれば、接続する長方形ダクトのアスペクト比(ダクト断面の短辺に対する長辺の比)を小さくするほど大きくなる。 変風量単一ダクト方式は、VAVユニットを部屋ごと又はゾーンごとに設けることによって、個別の温度制御を行うことができる。 空調機に再熱コイルを設置する場合は、冷房時の部分負荷時において、設定室温での室内の湿度上昇を防ぐことはできるが、エネルギー消費量は多くなる。 None 12 out of 20 13. 換気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 RI(ラジオアイソトープ)施設では、一般に、室内への給気を全て排気するオールフレッシュ空調方式が用いられる。 化学処理や実験等に用いられる作業台と排気フードが組み合わされたドラフトチャンバーの排気風量は、作業用開口部の面積と制御風速によって決定される。 換気用エアフィルターの粉じん捕集率は、同一のエアフィルターに対して、質量法や計数法等の測定方法によって異なる値となる。 JISにおけるクリーンルームの空気清浄度は、清浄度クラスの値が大きいほど高くなる。 None 13 out of 20 14. 給水設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 作動している給水ポンプ内のキャビテーションは、水温が一定の場合、ポンプ吸込口の管内圧力が低いときに発生しやすい。 大便器洗浄弁には、逆サイホン作用による汚物の給水管への逆流を防止するために、バキュームブレーカーを設ける。 飲料水用配管から空調設備配管へ給水する場合には、クロスコネクションを防止するために、一般に、逆止め弁を設ける。 高置水槽方式において、揚水管の横引きは、ウォーターハンマーの発生原因となる水柱分離を防止するために、できるだけ低い位置で計画する。 None 14 out of 20 15. 給湯設備等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 潜熱回収型ガス給湯機は、一般に、潜熱回収時に発生する酸性の凝縮水を機器内の中和器で処理し排出する仕組みとなっている。 水熱源方式のヒートポンプ給湯システムは、下水道処理水、工場や大浴場の温排水等の未利用エネルギーを、熱源として利用することができる。 家庭用燃料電池は、都市ガス等から燃料改質装置で作った水素と空気中の酸素とを反応させて発電するとともに、反応時の排熱で作った温水を給湯に利用する仕組みとなっている。 ハイブリッド給湯システムは、給湯負荷変動が少ないベース負荷を燃焼式加熱機が受け持ち、ベース負荷を超える場合にヒートポンプ給湯機でバックアップする仕組みとなっている。 None 15 out of 20 16. JISにおける構内電気設備の名称とその配線用図記号との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。【R04】 1 2 3 4 None 16 out of 20 17. 電気設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 インバータ機器から発生する高調波電流を抑制するために、アクティブフィルタを設置した。 幹線設備における地絡電流による感電、火災、設備の破損等を防止するために、過電流遮断器を設置した。 伝送系の信号線が電源関係ケーブルからの静電誘導によるノイズの影響を受けないようにするために、その信号線には、シールドケーブルを使用した。 外部雷保護システム(受雷部、引下げ導線及び接地極システム)及び建築物等の導電性部材に流れる雷電流による危険な火花放電の発生を防止するために、内部雷保護システムを構築した。 None 17 out of 20 18. 防災設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 排煙設備の設置が必要な百貨店において、排煙設備の排煙口を、防煙区画のそれぞれについて、当該防煙区画の各部分から排煙口のいずれかに至る水平距離が30 m以下となるように設置した スプリンクラー設備の設置が必要なホテルにおいて、床面から天井面までの高さが12 mのロビーに、放水型ヘッドを使用したスプリンクラー設備を設置した。 プロパンガスを使用する厨房において、ガス漏れ警報器の検知部を、燃焼機器から検知部までの水平距離が8m以内、かつ、天井面から検知部下端までの高さが0.3m以内となるように設置した。 劇場において、客席誘導灯を、客席内の通路の床面における水平面照度が0.2 lx以上となるように設置した。 None 18 out of 20 19. 建築設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 パッケージ型空調機のAPF(Annua1 Performance Factor)は、「通年消費電力量」を「冷房期間総合負荷及び暖房期間総合負荷の和」で除した値により表される。 中央管理室は、超高層建築物において、中央管理方式の空気調和設備の制御及び作動状態の監視等を行うための室として、避難階又はその直上階若しくは直下階に設ける。 乗用エレベーターは、火災発生時にエレベーター内の乗客を速やかに避難階に帰着させた後、運転を休止させる計画とする。 照明の省エネルギー手法のうち、初期照度補正制御は、経年による照度低下を見込むことで生じる、照明器具やランプの設置直後等における過剰照度を、適正な照度に補正するものである。 None 19 out of 20 20. 我が国におけるZEBに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。【R04】 .ZEBの定義には、「ZEB」、Nearly ZEB、ZEB Ready及びZEB Orientedがある。 ZEBを実現するための省エネルギー技術のうち、搬送機器のインバータ制御やLED照明はパッシブ技術に含まれる。 ZEBは、既存の建築物であっても、建築物の改修時に、外皮の断熱強化、設備の高効率化等を行うことによって実現可能である。 ZEBを実現するためには、エネルギー消費量の削減が必須であり、再生可能エネルギーの導入のみでは不十分である。 None 20 out of 20