本記事では私が興味を持っているコンピュテーショナルデザインについて説明したいと思います。
建築でコンピュテーショナルデザインといえば、Rhinoceros・Grasshopperが主にあげられると思います。
本記事では Rhinoceros・Grasshopper の基礎知識について説明していきたいと思います。
Rhinoceros とは
Rhinocerosは、3次元モデリングツールです。
サーフェスを利用することにより、アイデア・イメージを損なうことなく、直感的、表現力豊かな3次元モデルを具現化することができます。
建築、航空機といった分野から医療機器といった精密機器分野までご利用いただけます。
DXF、DWGはもちろん、IGESやSTEPフォーマットもサポートしており、 Rhinocerosを通してCATIA、CREO、NX、SolidWorks等のCADとのデータ交換が可能です。
詳しくは https://www.applicraft.com/products/rhinoceros/rhinoceros/ を参照してください。
また、90日間のお試し期間もあるので興味のある方はダウンロードすることも可能です。
Grasshopperとは
GrasshopperはRhinoceros上で動作するプラグインのモデリング支援ツールです。
膨大な量のシミュレーションが行え、従来の発想方法では不可能だったアイデア領域の拡大、効率化、意思決定を桁違いのレベルで行うことを実現します。
プロダクトデザイン、建築、ジュエリーデザインなど様々な分野で使用されています。
詳しくは https://www.applicraft.com/products/rhinoceros/grasshopper/ を参考して下さい。
まとめ
Rhinocerosの特徴は高い精度にあり、プレゼン用の3D造形から施工レベルの図面まで一貫して同じファイルで作成することが出来ることです。
また、多くのソフトに対する互換性も充実しており、ほかソフトと併用して使用できることもメリットです。
GrasshopperはRhinocerosで使えるツールを自分で簡単に作成できるツールです。
Rhinoceros(ライノセラス)で作成した点や線を読み込んでGrasshopper(グラスホッパー)で編集することが出来ます。
そして編集したデータを再びライノに出力することが出来ます。
日本ではまだコンピュテーショナルデザインは発展途上であるが海外では主流な方法となっています。
今後必ず必要となる技術であるため、学生の方は早めに使用方法について学んでいくことをお勧めします。
私自身仕事で初めて使用しましたが、学習しながらの業務は非常に大変です。
何が出来るのか、出来ないのかさえもわからない状態でしたので苦労しました。
体験期間もあるので時間がある方・興味のある方は早いうちに勉強しておくことをお勧めします。
また、今後コンピュテーショナルデザインについての記事を増やしていきますので参考にして下さい。